ケータハム

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7月初旬、Tipoのお仕事で本庄サーキットに行ってきました。仕事で訪れるのは本当に久しぶりでしたが、僕は実家が熊谷なので、久々の本庄とはいえ小さい頃から見慣れた関東平野の景色には懐かしさこそあれ新鮮さはこれっぽっちも感じない自分であります。^^;

一方、そこで待っていた2台の英国スポーツカーは超強烈でした。英国に新しく誕生したスポーツカーメーカー、ZENOS  CARSの「ZENOS  E10」と、ケーターハムの最強フラッグシップ「620 R」です。どっちも“見る眠眠打破”みたいなもんで、パドックに止まっている姿を発見するだけでもうギラギラに目が覚めて興奮しちゃう感じ。

今回は、ケータハム透明横浜主催のカスタマー向け走行会で、ゲストドライバーに加藤寛規選手が来場。加藤選手がデモランと同乗走行を担当されるので、選手のインプレッションをゲットしてくるというのが今回のTipoからの指令。

両車の簡単のプロフィールですが、セブン620Rは500Rの後継となるケータハムの新フラッグシップ。500Rは僕も乗ったことがありますが、セブンの超軽量ボディに高出力エンジン、それにシーケンシャルミッション! というコンビネーションは不変。エンジンは500Rの NA直4から刷新され、今回新たにスーパーチャージドの直4となりました。そんなわけで出力は310馬力に達しています。一方で車重はわずか545kg! 加藤選手も開口一番「とにかく速い!」と呆気にとられていました。

一方ZENOSは、元ロータスのGMであり、その後ケータハムCEOも務めたアンサー・アリ氏が立ち上げた新興スポーツカーメーカー。このZENOS  E10は押出成型のアルミ材で造られたバックボーンフレームをメインシャシーとするミドシップレイアウトを取り、そこにベーシックモデルで200馬力からという直4エンジンを搭載しています。足まわりももちろん専用設計でフォーミュラカー並みのアーム長やプッシュロッド式インボードレイアウトのサスペンションなどワクワクするアイデアも多数。車重は約700kgとこちらも軽量です。

ステアリングを握った加藤選手によれば、軽量な英国製スポーツカーと枠組みこそ同じではあるものの、その性格、走りはそれぞれ全く異なる個性があるとのこと。詳しくは明日7/6発売のTipoで執筆させていただいております。

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