現在、仕事用に3台のMacを稼働させているわたくし。モバイルにメイン機にといちばんハードに働いているのは、①Mac book Pro 13インチ(Mid 2010)。これに、②主に写真データ処理用のMac book Pro 15インチ(2012 Mid。Retinaじゃない高解像度液晶モデル)、そしてデスクトップ機の③iMac 24インチ(Early 2008)です。今回は③のHDD交換した記です。
24インチの液晶を持つiMacに写真ストレージと処理関連を任せていたのですが、今年始めに5D M2を導入したあたりからハンドリングするデータ量が急激に増加。購入当時、非BTOで最高スペックを選択したはずの2008年のiMacも、今となっては純正ストレージはわずか320GB。5D M2の巨大なRawデータに、空きストレージがあっという間に音をあげ、ほとんどお役御免状態に陥ってしまっていたのですが……。
気づけば15インチMBPの1TBストレージにデータ保存を頼りっぱなし状態で、いつのまにかこっちのストレージも半分を消費。これではマズい、とついに重い腰をあげることに。
iMacをカスタマイズし長く愛づる先人の皆さまの努力がしたためられたブログ等を参考にし、内蔵HDDヘアプローチするためのイロハ(巨大なiMacのアルミフロントカバーを外し、さらに液晶をほぼ取外す!)を頭に叩き込んで作業開始。一心不乱に作業に没頭すること約30分。無事純正320GBストレージを、3TB(=3000GB!!)へと換装することに成功しました。
換装の感想としては「決して難しい作業ではないものの手間がかかる。ひとつひとつの作業を落ち着いて丁寧に行なうことが成功へのカギ」というもの。今回の作業も、実は完全とは言えずひとつだけミスが発生。
HDDの換装と液晶の再取り付けまでをスムースにこなしたことで”勝利“を確信してしまったためか、最後のフロントカバー取り付け時にメモリ挿入口付近に”ベロ“のようなものを挟み込んだままカバーを取り付けネジを締め込んでしまっていたのです。これにより、「メモリカバーを元通り取り付ける」の段階になって、メモリカバーがどうにもはまらないという事態が発生。といっても、そこから再びiMacの液晶ガラスカバーをはぐりフロントカバーを取り外す手間が惜しく、ベロを手で押し込んでメモリカバーを元通りにするという力技で回避したのでありました……。
ちなみに今回投入した3TBストレージは、SEAGATE製の7200回転モデル。このカスタマイズでCore 2 Duo/4GB/3TBのスペックとなったiMac。希望稼動目標はもう3年。次は3年後のMac Proにサードパーティの液晶という環境を狙っています。というわけで、もうひと頑張り頼むよ、iMac!
2013年9月 追記
7200rpmHDDによる快適性の向上には、十分満足することができています。OS環境ha10.6.8、主な使用アプリはキヤノンのDPP、アドビのPhotoshop Elements、iTunes、これにメーラーとWebブラウザ、テキストソフト、クラウドソフトを常に稼動させている状況。全く問題なく動きますしスピードも速くはありませんがストレスも感じません。良いバージョンアップとなりました。