スーパーカー

Page 1

6 articles tagged as スーパーカー
NewSV

©Lamborghini Japan

 9月11日、ランボルギーニの最新フラッグシップ「アヴェンタドール LP750-4 SV」の国内ローンチイベントが神宮外苑の聖徳絵画館にて開催されました。SV(スーパーヴェローチェ)は、最高出力750PS、最高時速350km超の性能を持つアヴェンタドールのハイパフォーマンス・モデル。3月にクローズドクーペモデルが、そして8月にロードスターモデルが発表されましたが、その両モデルの国内初披露となったのが今回のイベントでした。クローズドクーペのLP750-4 SVが日本円でおよそ4800万円、ロードスターは5200万円オーバーという超高額のスーパースポーツですが、いずれも限定販売台数がすでに完売とのこと。

 さてこの SVの国内デビューに合わせ、当日は歴代ランボルギーニ・モデルによる記念パレードが都心の道路を舞台に実施されました。最新モデルはもちろん、カウンタックやミウラといった伝説的ヒストリック・ランボを所有する愛好家も多く来場されており、こちらも大変な華々しさでした(詳しくは9/26発売のスーパースポーツカー誌「 ROSSO No.220」にて執筆しています)。こうしたスペシャルなランボルギーニ・オーナーの皆さんにとっても、アヴェンタドール SVのスタイリングは想像以上で、期待を超えるカッコ良さがあるとのこと。数字で認識する性能はもちろん、この期待や想像を圧倒的に超えてくる存在感こそランボルギーニなのだな、と非常に印象深かったです。

IMG_3668n

IMG_3467

IMG_3482

IMG_3486

IMG_3600
IMG_3539

10月8日、都内で行なわれたフェラーリ458スペチアーレ発表イベントに出席してきました。その時のフォトギャラリーです。

プレビュー情報のレポート、発表会のレポートはそれぞれWebマガジンのエキサイトイズムに寄稿させていただいています。

当日会場でいただいたリリースにはより詳しい情報が掲載されていたので、後日それに関する視点をさらっとブログにしようと思っています。

エキサイトイズム 458スペチアーレ国内発表レポート

エキサイトイズム 458スペチアーレプレビューレポート

 

 

 5月28日、都内でマクラーレン・オートモーティブによる新型車の発表イベントが行なわれました。アンベールされたのは、今年のジュネーブショーで正式発表がおこなわれたばかりの「マクラーレンP1」です。マクラーレンは「世界で最も優れたドライバーズカー」という表現をこのマクラーレンP1に与えていますが、では「世界で最も優れたドライバーズカー、マクラーレンP1」とは、どのようなクルマなのか? ”1億円のスーパーカー“という部分だけでなく、もう少し具体的に考えてみます。

●レーシングカーのような制約がないロードカー。そして新たな究極のマクラーレンが発明された。

 マクーレンP1は916ps・900Nmという驚異的な性能のハイブリッドユニット(プラグイン式)を搭載し、350km/hの圧倒的な最高速を提示しますが、それぞれは車両全てのバランスを最高レベルに引き上げるためのひとつの到達点。最高速やパワーといった数値に世界最高を求めたわけではないということは、マクラーレンP1のプログラム・ディレクターであるポール・マッケンジー氏のコメントが証言しています。

「最高速度だけでみてしまうと世界最速のクルマとは言えないかもしれませんが、そもそもそれが目標ではありません。サーキットで史上最速のロードカーを作ることを開発目標に据えており、それがオンロードのドライビングにおいても価値のあることと考えています。つまり、スーパーカーの総合的なパフォーマンスを試す1台です」

 では、マクラーレンは『サーキットで史上最速のロードカー』をどのようなかたちで具現化したのでしょう。これは次に引用するチーフ・デザイン・エンジニアのダン・パリー・ウィリアムス氏の言葉に端的に示されています。

「パッケージングに妥協がなく、軽量で、革新的なテクノロジーを最大限に活かしている。サーキットまで自走することができ、さらにボタンを押すだけでレースができてしまうクルマを作り上げることこそが開発当初からの目標でした」

 マクラーレンの持てるテクノロジーが最大限に活かされるということは、言うまでもなく完全なレースカーとして成立することを意味しています。レースカーとしての性能がひとつのボタンを境にロードカーと連続している世界。こうしたかたちで、具現化されているわけです。

 レースカーの世界と繋がったロードカー。ここで言う「レースカーの世界」とは、紛れもなくマクラーレンが活躍の場としてきたF1を含む世界最高のレースシーンです。マクラーレンP1でそうしたレースに参戦できるわけではありません。しかし、頂点の頂を知るマクラーレンの英知が、その全てを結して作り上げた世界です。それは時にレースカーの領域を凌駕すらします。ロードカーへの連続性があるこそ実現できる、全く新しい解がある。チーフ・テストドライバーのクリス・グッドウィン氏のコメントを引用しましょう。

「ル・マンカーでレースに参戦した経験から、エアロダイナミクスがどんなものであるかはよく理解していますが、このクルマはそれと並ぶレベルの空力パフォーマンスが実現されています。それだけでなく、技術的な制約がない分、私たちの方が有利とさえ言える。レースでは接地性を制限するため、エアロダイナミクスやサスペンションに関する規制がありますが、ロードカーではこれらの規制にとらわれる事は有りません。『マクラーレンP1』の優れている点は、オンロードでは圧倒的に速いスーパースポーツカーと感じることができるだけでなく、サーキットでは上質なレーシングスポーツカーと思える点にあります。このようなクルマはこれまでにありませんでした」

 マクラーレンP1のリリース資料はA4サイズで24ページに及ぶもので、一見して膨大な機能とスペックが並べられていましたが、そこから読み取れるのはあくまで「洗練」であると感じます。これまで受け継ぎ、蓄積し、開発を続けてきた膨大なエンジニアリングを、惜しげ無く注ぎ込み、最も洗練させ開発したのがマクラーレンP1。それはマクラーレンという集団が、今最もつくりたかったクルマを「発明した」にも等しいと言えるでしょう。

マクラーレンP1、日本初上陸 :レポート on エキサイトイズム

 先月初め、アルピナ・ブランドの国内総販売元としてもおなじみのニコル・グループが主催するサーキット・フェスタ「ニコル・サーキット・デー」の取材のため、富士スピードウェイに出かけてきました。現場ではアルピナの日本上陸第一号車となるB7 ターボや、ブガッティEB110、そして2011年ADAC GT Mastersシリーズのチャンピオンマシン「B6 GT3 レースカー」などに遭遇。濃い……濃過ぎるぞ、NICOLE WORLD! 今回はカー・マガジン誌の取材担当としてお邪魔させていただいたおかげで、アルピナのボーフェンジーペン代表自らがステアリングを握るB6 GT3 レースカーの同乗走行まで体験してきました。

 GT3規定に沿った車体の総重量は、およそ1220kg。そこに最高出力530ps、最大トルク530NmというV8ユニットが搭載されております。富士のストレートエンドでは270km/hを軽く超え、コーナリングではスリックタイヤを履きこなす強烈なシャシーがどこまでも路面に食いつき強烈な3D Gフォースを発生。4周の同乗走行が終わる頃にはすっかりグッタリしてしまうという情けなさでありましたが、終日コース内外で楽しいイベントが行なわれ、また閉会式では本国より来日スタッフより、日本のカスタマーの皆さんに心からの感謝が直接伝えられるなど、素晴らしい1日となりました。17:00過ぎから行なわれた、希望者全員参加によるファイナルパレードもちょっと感動ものでしたよ。

 というわけで、今月26日発売のカー・マガジン(ネコ・パブリッシング)にて、2ページのイベントレポートを執筆させていただいております。アルピナ&ニコルファンのみなさま、書店でお見かけの際にはぜひお手にとってお確かめくださいまし!

12月14日、ランボルギーニ・アヴェンタドールの新バリエーション「アヴェンタドールLP700-4 ロードスター」の日本初公開が行なわれました。最高出力700psを誇るV型12気筒エンジンをミドに搭載し、最高時速350km/hを謳うランボルギーニ製最新オープンスーパースポーツです。トップ部分は、手動式のデタッチャブルトップで、2分割式のカーボンパネルからなります。東京・青山に展開されている期間限定のランボルギーニ カフェを舞台とした、たった一日限りのスペシャルプレビューとなりました。公開イベントの模様は、エキサイトイズムにてレポート中です!

[next_button color=”blue” link=”http://ism.excite.co.jp/car/rid_E1355710332074/”]Touch![/next_button]