個人的にもいつかは参加してみたいと思っているモータースポーツのひとつに、美しい景観の中ツーリングを楽しみながら特定競技区間でのタイム精度を競い合うことのできるPCラリーがあります。このラリー競技でとてもチャレンジングなイベントとしてポピュラーなのが、NASC(http://www.nasc.jp/)が主催するラリーシリーズ。週末の15日、清里を舞台に開催されたNASC スーパーカーラリーチャレンジ シリーズの今シーズン第3戦を取材してきました。クルマ好きならもちろんスーパーカーやヴィンテージスポーツカーに目がないことと思います。僕もそんなひとり。

 今回の清里ステージの出走車両も、そうした魅力的なクルマであふれ、非常に楽しみながら取材活動をしてまいりました。取材の模様は、10月26日発売のROSSO12月号(ネコ・パブリッシング)にてレポート予定です。今は各地取材の際、快適な移動の足となってくれる940エステートを手元においておくことで手一杯で、こうした競技イベントに使えるクルマが手元になく不甲斐ないのですが、一刻も早くスポーツカーを手に入れ、自分自身も参加してみたいと思っています。

 さて週末と言えば日本は大型台風18号の上陸が予報されており、15日朝のラリースタート時には大変な荒天模様。悪天候の中の辛いステージが予想されましたが、幸運にもスタートから30分過ぎると雨はかなり小ぶりとなり、途中太陽と青空も顔を見せてくれるような空模様の中で、無事180kmのステージは終了。僕の取材の方も、雨でカメラが故障するようなこともなく無事に終えることができました。

 15日夕方に清里を離れ、東京を目指し中央自動車道をひたすら走りましたが、八王子のあたりではまるで滝の様な凶暴な雨に見舞われ、前方後方左右視界がほぼ失われるなど、台風の影響を受けながらの帰路でひどく疲労しましたが、明けて今朝のニュースを見て、各地での大きな被害にあらためて大きな衝撃を受けました。幸い僕は自宅に到着後、一晩暴風雨の音に身をすくめているだけで物的被害は何もなく済みましたが、各地での一日も早い災害復旧をお祈りしています。