先月中旬から月末にかけて、イタリアンスーパーカー&スペシャルティカーと過ごす取材が目白押しでした。 一番大きなコンテンツが、12月6日発売のTipo 283号 巻頭特集内後半にて掲載いただいた計6ページのユーズドカー企画もの。破格で販売中のスーパーカーを、実際に見に行ってチェックしてみよー、という企画です。登場車種は、フェラーリ456GT/マセラティ スパイダー/フェラーリ テスタロッサ/フェラーリ360モデナ。

企画的には、”やっぱり安かろうは悪かろう!!“的な側面を期待していたフシもありますが、実際に販売車両を拝見させていただくと、いやいやどうしてどの個体も”お値段以上“のバリューを持ったナイスカーばかり。もともと浮世離れ甚だしきイタリア生まれのスーパーカーのジャンルでありますから、維持管理のハナシとなればそりゃまあ覚悟と懐の深さとが必要となってまいりますが、そう言った準備、もしくは経験をお持ちのカーフリークにとっては、濃ゆ〜いクルマ遊びへの初期投資ハードルがグンと下がってきている、いい時代なのかもしれません。