2年前くらいから、なぜか急に「将棋」にハマりだしてしまいました。と言っても指す方ではなく「見る」方です。僕がまだ小・中学生くらいの頃に将棋界を席巻した羽生善治さんが、それから20年を経た現在もなお過半数のタイトルを維持し続けているということを何かのきっかけで知り、あらためて興味が湧いて将棋界の情報をチェックするようになったのがきっかけ。今ではおよその戦型やそこから展開する作戦、応手などまでは楽しめるようになりました。

 ちょっと前の話になりますが、その将棋界と自動車界がコラボするという奇想天外な企画「電王戦× TOYOTA  リアル車将棋」が今年の2月に西武ドームで行われ、これを自動車 Webニュースサイト「ホビダスオート(現在はアーカイブ記事のみ運営)」にて取材してきました。そのレポートがコチラ。ムービーも一生懸命編集したのですが……記事掲載の段階でボツになってしまいましたのでお蔵入りです^^;

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羽生善治名人と豊島将之七段(若手のトップ棋士)とによる対局を、将棋駒に扮したホンモノのトヨタ車たちが巨大な将棋盤上で再現するというかつてないイベントで、大変寒い中でしたが熱い視線を送りながら取材を続けたのを覚えています。

 さて、将棋回七大タイトルは現在も羽生善治さんを中心に動いており大変面白いです。七大タイトル戦のひとつ「王座戦は」今まさに番勝負の真っ最中。しかも羽生王座に豊島七段が挑むというかたちで、車将棋の再現が繰り広げられています。今のところ羽生王座の2勝1敗。王座戦は5番勝負ゆえ先に3勝した方がタイトルの称号を得ますので、羽生王座が王手をかけている状況となります。

 また7月7日には、同じく七大タイトルのひとつ「王位戦」の番勝負が開幕。こちらもタイトルは羽生さんが保持しており、羽生王位に若手実力者の筆頭である広瀬章人八段が挑むシリーズ。いずれも対局の行方が非常に気になるところです。そういえばリアル車将棋、見事勝利を収めたのは……やはり羽生さんでした!