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 幕張メッセで2日に開幕した「ジャパン・キャンピングカーショー2017」に行ってきました。総出展台数300台超というアジア圏最大規模のキャンピングカーショーです。

 国内キャンピングカー市場、近年非常に活気を帯びてきているというデータがあります。昨年6月に日本RV協会より発表された資料によると、2015年度のキャンピングカー売上金額は過去最高を記録(357億円)。同協会所属事業者による出荷・輸入車両の総数は年間5264台。キャンピングカー販売における最多価格帯は500万円台とのことですが、一方で軽自動車登録キャンピングカーの人気が伸びてきており、その販売台数は2014年の689台から2015年度は一気に1077台まで増加。日本ならではの軽キャンピングカーも、市場拡大に拍車をかけているようです。

 個人的には2014年にキャンプデビューして以来、年に2〜3度くらいはボルボのトランクに荷物満載で泊まりがけのキャンプを楽しむようになったのですが、キャンピングカー所有とは無縁。しかし、クルマに宿泊や居住といった様々な機能をプラスアルファした「キャンピングカー」の姿はなんとも魅力的。そんなわけで、今回初めてキャンピングカーショー会場に足を運んでみることにしたのでした。キャンピングカーの最新事情を知ることができたことはもちろん、軽キャンパーから超高級輸入モーターホームまで様々なモデルを一度に楽しむことができ、非常に面白かったです。見ているだけで夢膨らみます。ラゲッジにテントを積んで出かけるキャンプとはまた全然違う、旅の想像力をかきたてる世界ですね!

 

ジャパン・キャンピングカーショー2017は2月5日まで開催。

公式サイトはコチラ。http://jrva-event.com/jccs/

 ミュンヘン・コンクールと言えば、ホルン演奏者にとって最難関の国際コンクールとして有名ですが、このコンクールを2010年に制したP.ヴォイタ(Přemysl Vojta)と、昨年の同大会で2位(1位無し)を獲得したK.ヤブルコヴァ(Kateřina Javůrková)という2名のソリストを含むシューマンのコンチェルトシュトゥックを聴きに行ってきました。

 この曲を知ったのは吹奏楽を始めた大学生の頃。しかし当時はCD音源を聴くだけですっかり満足してしまっていて、これまで生で聴いたことがなかったのです。で、曲後の感想はと言えば、

「コンチェルトシュトゥック、もっと早く聴きに行っとけばよかった!」

 これに尽きました……。学生時代、ホルン仲間の誰からともなくこの曲の存在を教えてもらったのですが、生で聴くコンチェルトシュトゥックがこれほど熱狂的なものだとは! 4名のソリストが全力を注ぎ吠えるホルン。その音が重なり合って震えるホールの空気に、もの凄く心を打たれてまいりました。

 今回の演奏はチェコ国立室内管弦楽団というオーケストラによるプログラムの中の一曲でした。他にベートーベンの7番なども演奏。こちらは1stをK.ヤブルコヴァが吹いていましたがもの凄い音圧でとてもかっこ良かったです。2本のハーモニーもとっても素敵で。ちなみに本日3日も午後2時からみなとみらいホールで同プログラムの演奏会があるようなので、もし時間と興味のある人はぜひ聴きにお出かけになってみてください。コンチェルトシュトゥック、凄い曲です。(今更)

 今年も東京オートサロンに行ってきました。オフィシャルガイドブック取材の仕事もあり13日金曜の朝幕張メッセ入り→日中取材→深夜会場撮影→14日の早朝メッセを後にする……という結構ハードなスケジュール。14日未明に全ての取材を終えると、早朝6時頃から駐車場入りして開場に備えるアツい来場者さんたちを横目に帰路につくという……(苦笑)。そんな中でもカスタムシーンの見本市、オートサロンの雰囲気を楽しんでくる事ができました。

 初日の朝イチ、強烈な吸引力で僕の気持ちを掴んだ1台が今年からWRCに復帰参戦するトヨタのマシン「ヤリスWRC」でした。昨年末ヨーロッパで実車が披露されましたが、日本では初公開です。

 すでにご存知の方も多いと思いますが、2017年からWRカーには新規定が採用され、そのパフォーマンスが大きく向上する見込みです。吸入空気量を制限するエアリストリクター径はWRカー規定がスタートした1997年以来では最大となる36mmへ緩和されることから、最高出力が大幅に向上。2016年型マシンの平均的な出力とされる320ps程度から、一気に380psレベルへ。

 外観上ではボディに関する規定も大きく変わり、全幅の50mmワイド化やボディ前後オーバーハング部におけるエアロパーツの大型化なども認められ、エアロダイナミクスの強化も見所。マシンの最低重量規定も25kg引き下げられることから、動力性能・運動性能ともに飛躍を遂げたWRカーの走りが見られるはずです。

 GAZOO RacingスタンドにディスプレイされたヤリスWRCも、張り出したワイドフェンダー、大型ディフューザーやウイング、W翼断面のステーを備えた戦略的なサイドミラーなど、そのエクステリアはさながら現代のGr.Bマシンと言えるような大迫力の出で立ちでした。

 さてそんな2017年シーズンのWRC。頂点カテゴリーを争うのはトヨタ、シトロエン、Mスポーツ(フォード・フィエスタ)、ヒュンダイの4コンストラクター。開幕戦は1月19日にスタートするラリー・モンテカルロです。新規定によるパワーアップで高速化は間違いありませんが、新空力パーツの働きやタイヤのマッチングなど未知数も多いはずで、レギュレーション変更でどんなWRCへと変貌するのかは非常に気になるところ。ひとまずはJスポのオンデマンドで各ラリーを追っかけようと思っています!

トヨタのWRCヘリテイジも。一番手前はGr.B仕様のセリカ。TTEが開発を手がけたモデルで、世界一過酷なラリーとして名高いサファリラリーにおいて1984年から3年連続総合優勝の偉業を成し遂げた名車。

久ぶりの投稿は趣味のホルンのお話です^^;

 先月、無事に所属している市民楽団の本番を終えることができました。

 9ヶ月ぶりに迎えた今回のステージでは、シベリウス交響曲第2番で2ndホルンを吹かせていただきました。交響曲作品の1パートを担当するのは全く初めての機会で大切な趣味の時間として大変良い経験となりました。

 演奏を通じ個人的に「良かったな」と感じたことは、譜面と指揮者についていけたこと。周囲を聞く余裕があったこと。ホルンにいろいろな音楽的な表現があることをシベリウスで学べたこと。そして何より、会場まで足を運んでいただいたのお客様にたくさんの拍手をいただけたことです。

 一方すっかり反省した点は、ハーモニーの中での役割と音程に対するイメージを完全に理解しきれなかったこと(特に第2楽章)、ダイナミクス(特に<>)表現があいまいとなってしまったこと、急楽章で慌ててしまったこと、そのほか技術的に及ばない点が多数あったこと……といったところです。

 そんなこんなな初シンフォニーでしたが、来年もホルンを抱えてひとつのステージに上がれれば何より。どんな曲でも楽しくチャレンジしたいと思います。

ここ数年、熱狂的なカーエンスージアストたち自らの手による数多くの興味深いイベントが開催されていますが、幕張メッセにおいて8月5日〜7日の日程で開催される「オートモービル・カウンシル」も、またそうした濃密なカーイベントでした。

このイベント最大の主役となるのが、自動車趣味人を熱狂させる「名車」、それも輝くばかりのコンディションに仕上げられた名車たち約80台です。しかもこれらは展示車であると同時に販売車でもあります。僕が出かけたイベントの中日ですでに、何台もの車両に「 Sold out」もしくは「商談中」のタグが……。

同じく、メインコンテンツとして注目を集めたのがカーメーカーによる新型車の発表。 FCJからはアバルト124スパイダーが発表(発売スタートは10月)され、スバルは今秋リリース予定の新型インプレッサを登場させるなど、注目のニューカーたちの姿も間近で見ることができます。しかも同じフロアにはそれぞれのブランドが誇るヘリテージカーもディスプレイ。オートモービルカウンシルならではとも言えるブースの雰囲気にもグッとくるものがありました。

このほか、ミニカーやウェア、アンティーク小物や書籍などまざまなグッズを販売するショップが軒を連ねるマルシェも非常に楽しめました。最終日は明日7日となっています。

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