2年前くらいから、なぜか急に「将棋」にハマりだしてしまいました。と言っても指す方ではなく「見る」方です。僕がまだ小・中学生くらいの頃に将棋界を席巻した羽生善治さんが、それから20年を経た現在もなお過半数のタイトルを維持し続けているということを何かのきっかけで知り、あらためて興味が湧いて将棋界の情報をチェックするようになったのがきっかけ。今ではおよその戦型やそこから展開する作戦、応手などまでは楽しめるようになりました。

 ちょっと前の話になりますが、その将棋界と自動車界がコラボするという奇想天外な企画「電王戦× TOYOTA  リアル車将棋」が今年の2月に西武ドームで行われ、これを自動車 Webニュースサイト「ホビダスオート(現在はアーカイブ記事のみ運営)」にて取材してきました。そのレポートがコチラ。ムービーも一生懸命編集したのですが……記事掲載の段階でボツになってしまいましたのでお蔵入りです^^;

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羽生善治名人と豊島将之七段(若手のトップ棋士)とによる対局を、将棋駒に扮したホンモノのトヨタ車たちが巨大な将棋盤上で再現するというかつてないイベントで、大変寒い中でしたが熱い視線を送りながら取材を続けたのを覚えています。

 さて、将棋回七大タイトルは現在も羽生善治さんを中心に動いており大変面白いです。七大タイトル戦のひとつ「王座戦は」今まさに番勝負の真っ最中。しかも羽生王座に豊島七段が挑むというかたちで、車将棋の再現が繰り広げられています。今のところ羽生王座の2勝1敗。王座戦は5番勝負ゆえ先に3勝した方がタイトルの称号を得ますので、羽生王座が王手をかけている状況となります。

 また7月7日には、同じく七大タイトルのひとつ「王位戦」の番勝負が開幕。こちらもタイトルは羽生さんが保持しており、羽生王位に若手実力者の筆頭である広瀬章人八段が挑むシリーズ。いずれも対局の行方が非常に気になるところです。そういえばリアル車将棋、見事勝利を収めたのは……やはり羽生さんでした!

 

 

 現在、仕事における移動のアシの中心はクルマ。クルマが故障して動かなくなることほど困ったことはありません。そのため日頃から940号の不調サインには特に目を光らせていました。いましたはずなんですが……それでも来る時は来るんですよね。今回も来てしまいました。

 問題はエンジンの始動不良。セルは回り燃料ポンプも動いているものの、エンジンのかかりが極めて悪くなってしまいました。かかったかと思えばアイドリングが不安定で、回転の安定までひと呼吸もふた呼吸も必要な感じ。

 さらにここにきて、エンジンがかかっても1気筒失火したような音と振動が発生するにいたり、現在不動中。思い当たる要因はいくつかありますが、まずは各ヒューズの状態やプラグの状態を確認しつつ、新車から未交換のプラグコードを交換してみるつもりです。

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7月7日追記:結局上記整備では治らず、レッカーにて整備工場入庫となりました……。

7月7日さらに追記:整備工場から「プラグコード順が間違ってます。これじゃいくらやってもエンジンはかかりませんよ。正しく差し直したらエンジンかかりましたが……」。なんと不覚! 凡ミスをやってしまった! でも、僕がプラグコードを交換する前からエンジン始動に異常をきたしていたことは確かなので、そのまま点検整備していただくことに。大変失礼いたしました……!

7月14日追記:整備工場から修理完了の連絡があり、整備代の支払いを済ませ自宅まで走って帰ってきたのも束の間。その日の夕方に出かけようとしたところ、入庫前と全く同じエンジン始動不良の症状が再発。治っていないということで、再入庫へ。

 京都発の趣味車イベント「高雄サンデーミーティング」。その名は良く知っていましたが、先月初めてその雰囲気を生で味わうことができました。6月13日、夏を前にちょっとエアコンの調子がイマイチなボルボを走らせ都内からおよそ7時間で京都へ。Tipo誌の取材ライターとして参加です。

 毎月第2日曜日、クラシックモデルを主軸として開催される高雄サンデーミーティングですが、毎年この時期はこれに加え、Young Timerとしてカテゴラズされる比較的新しい車両がミーティングの特集企画とされ主役の座となります。というわけで会場には80s〜90s中心の趣味車がかなり多く来場していました。イベントレポートは、7月6日発売のTipo最新号にてお伝えしています(104ページ〜)。ライトウェイトの切り口で迫った第一特集後半でも、会場で出会った3名のオーナーさんにお話を伺っています(50ページ〜)。また「お笑いレストア道場」(137ページ)では連載25回目にして、石田ショーキチ師範のもとに新メンバーが加入。僕自身レストアの腕前の方はまだまだ^^;ですが、とにかく今後の展開が楽しみです!

(高雄サンデーミーティング Young Timer 2015会場にて。注:写真は特にYoung Timerにこだわっては撮っていません)

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会場で、2台のボルボ940エステートを発見。立派なヤングタイマーですもんね。僕のを含めると都合3台ということで、ひそかに結構な派閥を形勢していました。

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BTTFファン(僕)にはたまらないデロリアン。

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そしてBTTFファン(僕)にはたまらない、アインシュタイン!


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 子供の頃から音楽は好きでした。初めて音楽を美しいなと感じたのは、フルーティストの山形由美さんが登場していたCMでのフルートの音色でした。当時僕は小学生で確か1980年代の後半頃です。その後中学に入る頃にはJ-POPにどっぷりハマり(またもやTVの影響で今は悲しきチャゲアスに大ハマり……)ましたが、高校に入ると今度は急にピアノの音色に傾倒、家や学校の体育館のピアノを使って、ひとりショパンやジブリものの譜面にかじりついていたものです。

 大学では1年間はバスケサークルに入ったものの、昔憧れたフルートをやってみたくなり2年目に学内の吹奏楽サークルの門を叩きました。ですがフルートは人気楽器ですでに定員オーバー。そこで金管楽器のホルンに挑戦することになり、サークル卒会生の先輩の楽器をお借りしながら練習したものです。このサークルは2年ほどで辞めてしまいそれと同時に楽器も音楽の趣味も一切やめてしまいましたが、この大学サークル時代で特に吹奏楽や管弦楽、生で聴くコンサートの美しさが深く心に入ってくる経験をしたものです。

 仕事をするようになってからは音楽というものをほとんど聞くことがなくなり、ここ十年ほどはすっかり仕事と生活との間に特に音楽が入り込むことのない毎日で、本当に何年かに一度、忘れた頃にふと思い立って第九とか好きな交響曲のコンサートを聴きにいくくらいでした。

 音を楽しむ感覚を思い出したのは昨年の秋頃のこと。何気なくつけたNHKの番組でチャイコフスキーの「くるみ割り人形」の演奏会がやっていて、これに一心に聴き入ってしまったのです。久しぶりに聴く旋律は耳慣れたものばかりでしたが、そのメロディや楽器のハーモニーの美しさに「素敵だな、音楽っていいな」という気持ちを急速に思い出すことになりました。

 そんなわけで、昨年来より久しぶりに生のコンサートを聴きに出かけるという趣味を再開。ついでに、十年以上物置の肥やしになっていた自分のホルンも引っ張り出してみたのですが……金管楽器特有の輝きはサビのため色褪せ、音を変えるためのレバーも同様にサビで動かなくなってしまっていました。そこで楽器もメンテナンスに出し、いつでも使えるように再生させました。久しぶりに音楽の楽しさを日々の妙薬に取り戻したのです。そんなわけで、そういった趣味の音楽のことについても、今後はブログで書いていこうかなと思っています。

7月になりますが、5月の取材記です。仕事日記もすっかりご無沙汰してしまったので、記憶が鮮明なあたりから再開ということで。5月10日に富士スピードウェイで開催された「ジャパン・ロータスデー2015」です。

例年晩秋時期の開催だったロータスデーですが、春の陽気という言葉がぴったりのおだやかで過ごしやすい気候となった春先開催の今年のイベントは参加者・関係者ともに好評を博した様子で、主催のエルシーアイ関係者の皆さんも「次回もこの時期で開催できれば」とおっしゃっていました。

会場には550台ほどのロータスが大集合し、サーキットイベントも朝8時から夕方4時ほどまで途切れることなく行なわれ、イベントは期待通りの盛り上がりであったかと思います。

参加の大勢をしめたのはやはりエリーゼ/エキシージ勢。現行モデルでもあり、また20年スパンで販売が続けられたボリュームを考えれば当然です。

一方、ヒストリック系のロータスは少し参加が少ない印象。特にエランやエリートは、合わせて片手に収まるほどでした。

そんな中注目の1台となったのがヒストリックミュージアムに飾られたロータス・エリート S2のファストバック。ロータス・エリートの愛好家として、またレストアのスペシャリストとして知られるTony Bates氏なる人物の手によるワンオフ作品として有名な1台。とにかく、非常に美しい。3年ほど前に日本に上陸したようです。

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ジャパン・ロータスデーの詳しい模様は、Tipo313号、CarMAGAZINE 446号でレポートしています。

<書籍販売サイト fujisan.co.jpより >

Tipo 313

http://www.fujisan.co.jp/product/1281679636/b/1241656/

 

CarMAGAZINE 446

http://www.fujisan.co.jp/product/1281681866/